※ペーパークラフトは刃物を使う工作なので、小学生以下のお子様は必ず保護者と一緒に作るようにしてください。

■事前に準備するもの

(1)ハサミ


おおまかに部品を切り分けたり曲線を切るのに便利です。 ご家庭にあるハサミでもよいのですが、できれば工作用のハサミを使いましょう。 園芸用など本来の用途とは異なるものをお使いなるのは道具を傷めたり怪我の原因にもなるのでおやめください。

(2)カッター


直線を切るのに便利です。カッターは一般的なもので構いませんが、錆びたり欠けたりしているような場合はうまく切れなかったりし、場合によっては怪我の原因にもなるので、刃先を新しくしてお使いください。

(3)カッティングマット


カッターで切る場合に机に傷をつけないためにも、カッティングマットをお使いください。雑誌や厚手のボール紙などで代用してもよいですが、カッティングマットの方が安定して作業できます。

(4)定規


直線部分をカッターで切る際に御使いください。安全にきれいに切れます。

(5)使用済みボールペン・鉄筆など


ペーパークラフトでは切り抜いた紙のパーツを折り曲げたりします。折り目に沿って鉄筆などで線を付けておくと折り曲げやすくなります。鉄筆がない場合は、使用済み(インクが出なくなった)ボールペンなどでも代用できます。
鉄筆は手芸店やデザイン用品店などで入手できます。また折り目に沿ってカッターで軽く切れ目を入れる(ハーフカット)ことでも折り曲げやすくできます。

(6)ピンセット


細かいパーツを糊付けするような場合は、ピンセットをお使いになると便利です。

(7)糊・両面テープ


切り抜いたパーツを組み立てるときには糊や両面テープなどで貼り合わせます。
普通のパーツ同士を貼り合せるような場合は、合成ゴム系糊が使いやすく、チューブから直接糊を塗布し、少し乾かしてから貼り合せます。細かいパーツには木工用ボンドが使いやすく、木工用ボンド(水溶性)を少し水で溶いて面相筆などを使って塗布します。糊が上手く使えない場合は両面テープだと手も汚れにくく便利です。

(8)つまようじ、割りばし


指が届きにくく、糊付けしにくい場合などにお使いになると便利です。

(9)洗濯バサミなど


糊付けした部品を糊が乾燥するまで圧着させるのに便利です。

(10)油性ペン・絵具など


ペーパークラフトは切断面が白いままで、そのまま組み上げても白い線が見えてしまいます。なので、切断面を部品の色に合った油性ペンや絵具などで塗りつぶせば、綺麗に仕上げることが出来ます。

最後に


基本的な道具の紹介はさせていただきましたが、ペーパークラフトは工作であり、工作は孝作、考えて作っていくものです。 親子で道具から作り方まで試行錯誤するのも大きな楽しみです。安全に気を付けてお楽しみください。

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